02/3/15
ookamigocco ‘Good Night’

ookamigocco ‘Good Night’ 展へ

目白のギャラリーポポタムでまたも素敵な展示ookamigocco ‘Good Night’ を見てきました。

ookamigoccoさんは、画家・ミロコマチコの絵本『オオカミがとぶひ』原画展で大きなオオカミの立体作品(ぬいぐるみ)を制作された方で、身につけられるぬいぐるみや平面・立体と幅広く活動されている作家さん。

ookamigocco ‘Good Night’

ookamigocco ‘Good Night’

‘Good Night’ようす

‘Good Night’ようす

オオカミたち

オオカミたち

一点一点手作りで、全部表情も形もみーんな違って
もう全部のぬいぐるみたちに囲まれて寝ていたい。

インスピレーションから勢いのあるままに作られているんだろうなと感じる動物たちは
いきいきというよりかは、そっと寄り添ってくれるような命を感じた。

(作家のookamigoccoさんに許可を得て撮影させていただきました。ありがとうございました。)

 

06/4/14
Call My Name

「Call My Name 原発被災地を生きる犬猫たち」

しばらくぶりにギャラリー・エフ 浅草へ。
見るのが怖いな…とグズグズしていたけれど、どうしても見ておかなくてはいけない気がして
猫ごはんと犬おやつを持って向かった。

Call My Name

Call My Name

 

上村雄高さんの写真展
『Call My Name 原発被災地を生きる犬猫たち』

村での給餌活動を続ける “猫撮る” 写真家・上村雄高さんによる

山里の美しい姿と、過酷な環境で生き抜く犬猫たちの二年間の命の記録の展示。

福島第一原発の爆発事故により、原発から30~50km圏にまたがる飯舘村は
人が住めない地域となった。
仮設住宅ではペットは飼えない…
今もなお、およそ200匹の犬とおよそ400匹の猫が取り残され
過酷な環境の中、飼い主の帰りを待ち続けている。

 

この展示を見て多くの人は「言葉が出ない」「何とも言えない気持ち」
そんな感じになると思う。
人間とともに生きてきた小さな命たち。
あの日から人間の都合で置いてけぼりにされた小さな命たち。

彼らは、上村さんたち給餌チームの方々に会えた喜びの中にも
日々の寂しさを思わせる純粋さを瞳に宿していて胸が苦しくなる。

写真で見る犬猫たち。
飼い主さん。
時の止まった町と春夏秋冬を続ける山。
そして写真に添えられた生の話。

私は見て読んで、脳が過呼吸を起こすんじゃないかというくらい
ぐるぐるといろんなものが駆け巡って気持ちが定まらない感じだった。
そして少しでも多くの人に、見てもらいたいと思った。

 

「震災を忘れない」
「原発事故を忘れない」
「小さな命を忘れない」
言うことは簡単だけれど、
具体的にどうしたらいいのだろうか
何が出来るだろうか…

そうモジモジしている方は思い切ってこの展示を見るといいかもしれない。
犬か猫のフード1品持ち寄りから見ることができて、それらは小さな命たちへ届けてもらえる。
小さな命へ小さな協力が出来る。
ぜひ足を運んでください。

 

入場無料(犬か猫のフード1品を持ち寄り)★
フードについては[こちら]をご確認のください。

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上村雄高『Call My Name 原発被災地を生きる犬猫たち』写真展

会場:ギャラリー・エフ 浅草]
住所:東京都台東区雷門 2-19-18[地図

会期:2014年4月23日(水)~6月8日(日)
時間:12:00~19:00[火曜休](水曜日は20:00まで/最終日は17:00まで)

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03/19/14
メメント・モリDM

下條ユリ「メメント・モリ」へ

下條ユリさんの展示「Memento Mori(メメント・モリ)」を見に浅草へ。

メメント・モリDM

メメント・モリDM

会場となっているギャラリー・エフ 浅草
1998年に文化庁登録有形文化財に登録された、
江戸時代末に浅草雷門に建てられた土蔵を再生したアートスペース。
絵画のみならず音楽、伝統芸能、パフォーマンスなど
国内外のアーティストが展覧会などを開催しています。
カフェ・バーも隣接された様々な姿を持つ場所です。

「メメント・モリ」(古代ラテン語の警句):死を思うこと、生を思うこと。

東日本大震災が起き、復興ままならない瓦礫から桜が咲いた。
終わりと再生をくりかえす自然の摂理に力を貰った下條さんは
桜の花びらをただただ描きはじめ、メメント・モリが生まれてきたそうです。

 

—見る側がどう感じるか自由—
と記してくださった下條さんのお言葉に甘えて
自分の気持ちと素直に向き合って拝見させてもらいました。

 

『いのち』とは日々私たちと一緒にあるものだけれど
一緒過ぎて、さらに自身の一部過ぎて
逆に命を「感じる・考える」というのはある意味遠いことのように思います。

「あちら側」と「こちら側」を見つけることは不可能だろうし
これがそうだ、という明確な答えもない。

エフの蔵に凛として置かれた作品を見て思ったのは
[生まれてきた命/消えてゆく命]があちら側とこちら側の関係だとするならば
[生まれる前の命/生まれてきた命]もまた、あちら側とこちら側だと感じたのです。
なぜだか、あの蔵のなかでは自分の力で立っている・座っているという感覚がしませんでした。
ちょっと浮いているような、浸かっているような…
それでいて包まれているような空気で、なんだか胎内にいるような感覚でした。
まるで生まれる前の胎内で、じっと『いのち』を抱いて考えているような。。。
うまく言葉にできない、体と心の奥に広がる熱と空気がありました。

あまりにも身近でそして遠い『いのち』
その存在をあらためて自身のなかでじんわり想い向き合うには
下條さんの絵とギャラリー・エフの『生き続ける蔵』がぴったりの場所なんだと思います。

そして、「チーム銀次」として福島に残されている犬・猫などの動物に
ご飯を届ける活動を続けていらっしゃるギャラリー・エフ浅草さんに
敬意を表したいと思います。

 

会場:ギャラリー・エフ 浅草
住所:東京都台東区雷門 2-19-18
http://www.gallery-ef.com/

下條ユリ「メメント・モリ」
2014年3月12日(水)~4月6日(日)

 

 

03/13/14
ゑいじう目印

ゑいじう「やまぐちめぐみ -春の個展 風-」へ

曙橋からすぐ、坂と階段をほんのちょこっとのぼった秘密の場所のような
coffee&gallery ゑいじうへ、やまぐちめぐみさんの「春の個展 風」を見に行きました。

coffee&galleryゑいじう

coffee&galleryゑいじう

 

この日は冬の天気の間に、突如やってきた春本番のような陽気。
まさに春の個展にぴったりの午後。

一階のカフェスペースと階段、二階ギャラリーいっぱいに展示されていました。
ざっと64点だとか。すごい。

二階にはやわらかな日差しが差し込んで、やまぐちさんの絵を包み込み
なんだか四角い部屋のはずのギャラリー全体が
まぁるい、ふんわりとした、浮遊する球体になっているかのような感覚。
ゆっくり見つめていると心地よい眠りが誘う優しさがありました。

観賞後は一階のカフェで、ゑいじうブレンドをいただきました。
<1.5倍の豆を使います>と書かれていたブレンドは
ものすっごく美味しい。
また思い出して飲みたくなってきた。。。

春の風にか花の香りか陽気につられて近所のネコちゃんも店先にやって来た。
狸のようにもこもこのネコちゃんを見ながらコーヒーを飲み干しました。

春の個展 風 DM

春の個展 風 DM

とても心地の良い展示と空間ですのでオススメです♪

***************

やまぐちめぐみ「春の個展 風」
会期:2014年3/10(月)〜15(土)
時間:11:00 〜19:00 *最終日は17時迄

新宿曙橋
coffee&gallery ゑいじう
160-0007 東京都新宿区荒木町22-38
TEL:03-3356-0098

 

 

03/6/14
egg shell -博愛について-

西塚em 個展 「egg shell -博愛について-」

西塚emさんの個展「egg shell -博愛について-」を見に3/2の最終日
アートコンプレックスセンターまで行ってきました!

egg shell -博愛について-

egg shell -博愛について-

博愛とは、すべてを受け入れ慈しむこと
博愛とは、何ものも愛さないこと
この矛盾した自虐的退廃的思想は異常であっても
わたしたちを決して傷つけない

この殻の中だけは
わたしたちの桃源郷であるために

[Artcomplex公式紹介より]

*****

西塚emさんは京都在中のボタニカルアーティストで
「ソフトアングラ」をコンセプトに花や虫をモチーフに
共生と寄生から成り立つ空想上の博愛空間を透明水彩で描かれています。

プリントや画像では飛んでしまいがちな血管や
微妙な色合いも原画ではしっかりと見ることができました。

人物と生物の透明感や温度
万人が得意とはいえない虫さえも愛らしく見える画は
emさんにしか出せない世界なんだと思います。
虫以外にもキノコを組合わせていたりモチーフのチョイスも素敵です。
とにかく線の美しさと繊細な色合いは吸い込まれそうになります。
この感覚は原画ならではのトリップ感だろうな。

 

★東京での展示は終了しましたが3/12より大阪での展示が始まるそうです↓

egg shell -記憶の中の母性-

egg shell -記憶の中の母性-

西塚em個展「egg shell -記憶の中の母性-」

イロリムラ
〒530-0016 大阪市北区中崎1丁目4番15号
TEL:06-6376-0593 (電話受付 10:00~18:00)
FAX:06-6371-1658
HP:http://www7.ocn.ne.jp/~irori-05/

 

03/3/14
春じゅんび展

にしおゆき出版記念+春じゅんび展 ポポタム!

『にしおゆき陶人形作品集「道草なひと」出版記念+倉敷意匠のお仲間6人の春じゅんび展』
へ目白ポポタムさんへ行ってきました。

春じゅんび展

春じゅんび展

にしおゆきさんの出版記念にお仲間が集まり
6人の作家さんがそれぞれゲスト作家を誘って総勢15人の賑やかな展示でした。
最終日だったので豆チビ人形はほんのわずかしか残っていませんでしたが
安定の愛らしさを振りまいていました。
人の形も表情も動物が加わった時の何ともいえない絶妙なバランスは
もう、にしおゆきさんしか作れない表情だなぁ〜とニマニマしてしまいます。

昨年清澄白河のBaharさんでも拝見したLAVVO(結城伸子)さんの王冠の針山は
やはり何度見ても美しい。
「春じゅんび展」らしく淡い色合いが可愛らしかったです。

幸運にも作家のユカワアツコさんとギャラリーで直接お話できました。
ユカワさんの描く鳥は「見よ!これが鳥だぞ!」という主張ではなく
「鳥ってこんなに素敵な生き物なんですよ」と
耳元で語りかけられるような空気をまとった作品だと思います。
けれど、綿密に計算され精巧に仕上げられている
飛び出すカード「トビダストリー」ではすぐそこに飛んでいるような勢いもあります。
すっかり魅了されて私も「アオバズク」を連れてかえりました。

トビダストリーおもて

トビダストリーおもて

とびだすアオバズク

とびだすアオバズク

にしおさんの作品集「道草なひと」
ユカワさんの「トビダストリー」
LAVVO結城さんの「王冠の針山」
などなどは倉敷意匠WEB SHOPでも購入できるそうです→

 

11/4/13

YOSHiNOBUがおくる羊毛フェルトのムーミン展へ

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造形作家YOSHiNOBU(ヨシノブ)さんによる羊毛フェルトのムーミン展へ
代々木上原CASE galleryに行ってきました。

トーベ・ヤンソンによって描かれた原作の世界観を、
忠実で細密でそして繊細な彼ならではの
羊毛フェルトによって表現されているあたたかい展示になっています。
※展覧会作品は、ムーミンの著作権者であるMoomin Characters社の承認を得て制作されています。

 

ムーミンの毛並みを私は今回初めて見ました。
いつも目にするのは、ぽてっとつるっとした愛らしいムーミンですが、
YOSHiNOBUさんのムーミンには毛並みがあるんです。
その姿が冬の谷のムーミンをよりあたたかく感じさせてくれました。

運良く会場ではYOSHiNOBUさんの解説を聞きながら作品を拝見できました。
知らなかったムーミンのこと
気付かなかったトーベ・ヤンソンの小さな仕掛け
YOSHiNOBUさんはたくさんのメッセージを読み取って世界を作り上げていました。

今回、作品に対する考え方や姿勢もお伺いすることができたのですが
動物を作ることの多いYOSHiNOBUさんは
「骨(骨格)や筋肉のつき方を大切に忠実に作っている」とのこと。
リアルな肉付きや生き物ならではの毛の流れもしっかり表現されている作品たちを見て納得!
ぜひ会場で生で見てほしいと思います。

 

『YOSHiNOBUがおくる羊毛フェルトのムーミン展 -ムーミン谷の冬-』
会期:2013年11月2日(土) – 17日(日)
時間:11:00 – 18:00 ※会期中休みなし
場所:CASE gallery
住所:渋谷区大山町18-23コートアネックス大山町1F
TEL : 03-5452-3171
MAIL : mail@casedepon.com
HP : http://casedepon.tumblr.com/contact

 

 

12/21/12
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石本藤雄展 布と陶-冬- へ

スパイラルガーデンで開催の石本藤雄さんの「布と陶-冬-」展へ。
ため息がでるほどの魅惑の世界。
30年以上もマリメッコのデザイナーを勤めた藤本氏。
自然や季節が語りかけてくる様な作品。

日本人としての美しい感覚を持って
さらに
フィンランドの厳しい冬をデザイナーとして生き抜いて来た藤本氏だからこそ
この数々の作品が作れるのだろうなと思いました。

歳を重ねてもなお自然への賛美を忘れない姿に感銘を受けました。

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09/19/12

動を演出する「アートアクアリウム展」へ

日本橋三井ホールの「アートアクアリウム展〜江戸・金魚の涼」へ。

江戸文化をモチーフにした作品の数々。
1000匹をこえる金魚が泳ぐといわれる「花魁」は見たこともない大きな金魚鉢。

巨大な水槽で泳ぐ金魚の後ろには「水中四季絵巻」。

照明や映像、様々な形をした金魚鉢や水槽というプロダクトは
生きている金魚の『動』を美しく見せるために考えられていた気がします。

水中四季絵巻では四季折々の庭園に金魚たちが悠々と泳ぎ回る様が
映像と実物の金魚で作られていました。
季節が変わり、葉や花の落ちた木の枝の辺に金魚が集まった時
その姿が花びらのように見えるな、とふと感じました。

生き物を展示につかうのは、難しくデリケートなものですが
それでも想像もしなかった生き物達の偶然の演出があるのがとても魅力的。

万華鏡は金魚が前を通るタイミングが難しい

 

06/1/12

はらをくくる

雷に地震のあった中、目白のブックギャラリーポポタム
博多っ娘3人組の展示「モヌケノナカミ」を見に行ってきました。

まぁ〜それはカラフルで楽しい空間でした。

オリジナルテキスタイルmakumoデザイナーの福山みきさんと
映像・アニメーション、ペイントのエグチクミコさんのお二人に
運良くお会いでき閉館まで少しお話できました。

エグチさんとは以前暮らしていた地域が近く名古屋トークを楽しみ
みんなで方言についても色々情報交換?して楽しかったです。

makumoを展開している福山さんの
ゆるっとしながらも路店で販売していた過去があったりと
彼女ならではのペースで楽しく作り続けている姿勢がよかった。
変に背伸びをし続けるのではなく、あくまでも自分の姿勢を続けて今がある
そんな空気を彼女から感じました。

そんな彼女たちと話して、あらためてやっぱり
モノづくりは素敵だなぁいいなぁ楽しいなぁと思ったのです。
それを自分も続けていくのであれば
「はらをくくる」
それがやはりまだ私には足りないようにも感じました。

自分のお尻をペンペン叩いて発破をかけるには
やはり視覚からの刺激が効果的

 

東京のよいところは楽しい展示や素敵な展示
たくさんのモノやヒトに出会えることだと
今日また感じたのでした。