05/18/12

手をうごかす

ギンザ・グラフィック・ギャラリー (ggg)へ「キギ展」を見に。

なんという情報量とデザイン量

目がくらむほどの世界でした。

 

そしてなにより植原亮輔氏と渡邉良重氏のお二人が、
これまでに関わられたお仕事とそれをとりまく人と人のやり取りが
とても伝わってくる展示になっているように感じました。

デザインだけでなく何かを誰かと一緒につくり出す時
完成したものからは想像もできない程の様々なドラマが背景にあるかと思います。
それがとても充実したものだと感じられるモノづくりをされてきたのだと展示を通じて感じたのでした。

お二人が露出度の高い数々のお仕事をされるにあたり
本当に、考えて考えて 描き込み続けておられるのがよく分かりました。

PCソフトが主流になり学生や若いデザイナーに「手で描く」ということが
ある時期から離れているように感じたことがあります。
でも時代はめぐり基本である「手で描く」ことがここ3年ほどで再来したように思えます。
若い人々が憧れるお二人がこんなにも手を動かしていることが
本当に素敵だなと思いました。

 

モノを作る原点はやはり『手』にあると
今回の展示を通してあらためて思わされた気がします。

02/28/12

浸透

ずっと行きたいと思っていた展示を見に原美術館へ。
ジャン=ミシェル オトニエル「マイ ウェイ」展

透き通っているのはガラスだけではなく
素材も色も、彼の感性も意思も
その空間全てが鮮明で繊細で言葉では表しにくいほどの
美しい世界。

パリで開催されたマイ ウェイ展を原美術館というかつては邸宅だった
独特の空間に構築しなおしての展示は
庭の緑、窓から差し込む光、壁の色と天井の高さ
色々な関係をうまく取り込んで一つの世界が作られていた。

いろいろなものの形や空気が混ざり合い
とても心地よく
なんだか体まで溶けてしまいそうな融けてしまいそうな
不思議な体験をした。

 

原美術館は建物とお庭だけでも素敵な場所。
「美術館」という名の不思議な空間。
きっと季節によって色んな顔をもつ素敵な場所だと思う。